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目覚めてくれVAIO Z!ここにはダブルファンと!Hコアと!俺がいる!!

time 2021/09/13

目覚めてくれVAIO Z!ここにはダブルファンと!Hコアと!俺がいる!!

「よくここまでたどり着いたな。」(笑)独り占めしたいのであまり良い事は書きたくないのだがね・・・。

前記事で「続きを真実をふまえて今度書きます。おそらくそれでも、あなたはきっとVAIOを買わざるを得ない。」と書いたな。あれは嘘だ。君たちはLenovo YOGA Slim 7 Carbonでも買っときなよw

 

なんてね。皆さんこんにちは。室長のゆうろです。こちらでその説明を改めてさせて頂きます。

VAIOしか勝たん

まず発表会で対抗先にマックを挙げたり、重量当たりの性能比の提唱等、スペック表を重視した中身のないマシンなんだろう?と最初は思いました。しかしそれは違います。数字は数字で大切なのですが、そのために何をトレードオフにするかに束縛されているのは、どのメーカーも一緒でシノギを削っています。取捨選択における経験を元にした選択もどのメーカーも充分で、同じように思えるかもしれません。

しかしVAIOはSONYに切り離されてからも独自の挑戦、独自の路線はかなり多めにこなしており経験比は高いです。そして、そのトレードオフを大きく解消した「技術的ブレイクスルー」がVAIOZに適用されたため、他社との比較は全社例外なく、二世代先のハイエンド機との比較となり無双となっています。

技術的ブレイクスルーについて

一世代先の技術:高品質なフルカーボンを採用していること

全面にカーボンを利用。VAIOのカーボンはただのカーボンではなく長年経験も蓄積されており、方向性を持ったカーボンを積層させて強度をあげたもの。単にカーボン採用というだけではなく重量当たりの強度比が高い。

カーボンとマグネシウム、アルミと比べての重量当たりの強度は2倍とのこと。つまり重量あたりの剛性比が半分で済む。強度を同じにするだけでよいのなら、軽くも薄くもできる。これにより他社もハイエンドを名乗るなら4面カーボンまでは真似せざるを得なくなってしまった。

2世代先の技術:立体成型であること

全面カーボンにするだけなら、どの会社もハイエンドモデルにするだけですから簡単です。しかしF1カー(国際冷戦級)等は強度を最大限に引き出すために、立体成型にて剛性当たりの重量を引き延ばしている。しかし量産化はできない。これを可能にしたのがVAIOの世界初の取り組み。ぼっとでの技術ではない。どこのメーカーよりもカーボンの研究が長いVAIOだからできた技術だという。説明も多々だしてくれているのは他社が簡単に真似できないことをわかっているからである。舐めプすげぇ( ´∀` )

はいはい。「立体成型フルカーボンボディ」でしょ? それってVAIOではなく東レが凄いんでしょ?と当初は室長も思いましたけどこれも違いました。東レとの共同開発も10年以上続けているらしいのはもちろん、(それってもう同じ会社じゃん。)ということだけではなく、日本中の企業のユニークスキルを結集させた日本全土(オールジャパンwと呼ぶらしい)での成果物だったのです。国内の他社はおろか、世界でもそう簡単に真似できそうにない。

引用:VAIO Z / VAIO Pro Z開発ストーリー Vol.1:開発者が語る「立体成型フルカーボンボディ」 | 特集 | VAIO

 

買うなら今だと教えてやる。

まずは(高品質な)全面フルカーボン、その後に立体成型の剛性を利用して更なる軽量化での真似をしないといけないという2周回遅れとなっているのである。

つまり世界最軽量だけが売りのLIFEBOOK等へ、同じ性能比、同じ剛性比、同じスタミナならいつでもお前より軽くできると言っているのです。そしてそこで圧倒的に軽いというだけで終わらせなかったところにVAIOが長年に培ってきた美学が隠されていました。A4のプラットホームにて負担なく軽いと実感されるおよそ1000gの範囲でどこまでできるか?にこれまでのありあまる経験、そして新たな技術に挑戦する企業姿勢、そのすべてを注ぎ込んだ成果物がVAIOのハイエンド機VAIO Zなのでした。

これはひと昔前の車で言えば全身アルミのNSXを市場投入してくるようなものであり、またタイヤの素材がゴムから新素材に移り変わるようなものである。軽量化の何が美味しいかといえば、ボトルネックであるアスファルトとタイヤの関係にあります。慣性の法則がある以上、タイヤはゲームでいうHP(ヒットポイント)と同じ。タイヤの素材はゴムから進化できていません。いくら馬力のあるGT-Rが4WDアテーサを積んでいてもやはり車重はごまかせない。最初にまずタイヤが終わり、軽量化と高剛性の怪物S2000には峠では逆立ちしても勝てない。これと一緒です。

ゲーマーならアーマードコアがいい例になるのではないでしょうか。いいジェネレーター、いいブースター、よい武装、そしたら必ず重量過多がきて足回りをごつくする。いくら出力の高いブースターをつけても動きが鈍いのはごまかせない。欲張りプランからいつも苦しんでいたでしょう。ほとんど足しにならない高性能レーダーや色んなものから、あらゆる妥協をしたのち、ついにはロマンという大切なものまで失わざるを得なくなって捨てた。そういった制約が恐らく2割改善される。それくらいずるい技術だってこと。ところでジナイーダ倒せましたか?(笑)

VAIOがかっこいいって?本当にかっこいいのは内面のほうだ

重量

どの箇所のどの部品も剛性を確保したあと、内部では肉抜きから骨抜きまで手を伸ばしコンマ1gを稼いで限界までシノギを削るようなことを行っているのは一緒です。なにも特別634に限ったことではありません。だからどの企業の設計士も例外なくギリギリの取捨選択をしているのです。※あと200gもあればあれもできる、これもできる、わが社のあの実績のある部品、技術が使えるのに・・・と。

※VAIOZがもしカーボンを使わず従来素材でやったら1200gを超える。

対LifeBook 634について

で、634等はまず市販コストと客層を決定しているので、全面カーボンが高いから採用できなかったと。全面はコストが高い?そのくせ部品は100カ所以上改善した?当たり前やねんそんなこと!(私、石川育ちですw)まだやれてなかった所をそんなに残しちゃってた?そんなにやり残しが大量にあったのなら他社なら逆に叱られるべき水準のレベル感ですよ。VAIOはもう何年も前にゼンブ終えています(2000点規模で見直し等している)。日本は減点法なのに、富士通は先進性のない会社の癖、こういうところだけは加点法でアピールとか。

えっ?634は持ち運びができればいいから用途が違う?だったら根本のコンセプトから見直すべきです。なぜ13インチ採用?USB4つにLANポートを犠牲にしていない?バッテリーを小さくした?なぜその容量に固執した?いっそ内臓バッテリーなくしちゃえば?

やろうとしてることのフォーカスがぶれていて半端すぎる。CPU屋から供給されてきた最新のものをただガワで包むだけのことから何も卒業できていない。X1Nanoしかり。コンセプトがまとまっていない以上、LIFEBOOK U等のUMPCを作っていた頃から退化していると言わざるを得ない。それで、プリインストールはしがらみでなくせません。まず全面カーボン無しで世界最軽量を名乗るのはあり得ない。それでいてついにはバッテリーに手を出したらお終いです。

骨抜きを突き詰めるという事は落下試験の75cmに合わせて剛性を最適化したからもし80cmで落下させたら今度は意図的に壊れるように作り直したと自白しているようなものです。いいですか?物理の原則はトレードオフですよ。簡単で当たり前でいつも嫌というほどに突き付けられる現実。もちろん「予算内でできること」の観点では優秀ですよ!

VAIOの958g

一方VAIO Zでは立体成型フルカーボンボディにて最初からおよそ2割近くアドバンテージがブレイクスルーにて確保されているのです。ですからこんなのと比べることがすでに間違っている。チートすぎ。というかVAIOZは世界最軽量という次元での競争はとうの昔に卒業しています。

そして剛性に放熱とトレードオフをしているのだから、結局最後に残るのはバッテリーが進化できていない以上、容量だけの問題なのです。もっと大きくも小さくも軽くも薄くもできた。もうお解りですよね。

それはいかに立体成型フルカーボンを実装したVAIOも例外ではない。958g。この数値をどうやって決めたのでしょうか?Hコアという特別なCPUの放熱に耐えうる大型ツインファンを確保しつつ、さらにVaioTruePerformanceを最高に発揮できる容量から計算づくで53Whという数値をビシッと持ってきたのである。634gにしたいと先に決めたのではない。

参考:VAIO Z 開発ストーリー Vol.03 | 特集 | VAIO

参考:VAIO Z / VAIO Pro Z開発ストーリー Vol.3:開発者が語る「パフォーマンス」 | 特集 | VAIO

参考:VAIO Pro 開発ストーリー Vol.01 | 特集 | VAIO

参考:VAIO SX14・VAIO Pro PK開発ストーリー Vol.1 | 特集 | VAIO

参考:VAIO SX14・VAIO Pro PK開発ストーリー Vol.2 | 特集 | VAIO

参考:VAIO SX12・VAIO Pro PJ開発ストーリー Vol.1 | 特集 | VAIO

参考:VAIO Z / VAIO Pro Z開発ストーリー Vol.5:開発者が語る「電源&バッテリー」 | 特集 | VAIO

バッテリー

53Whとのことですが、これは特別大きくも小さくもありません。VAIO Zはピーク時に60〜100Wもの電力を必要とするケースがあり、実は65Wの電源供給だけでは足りない所もうまく調整してあります。まるでデスクトップ電源のように3フェーズVRMを搭載し高級な電源が与えられています。

前に実稼働5時間程度しか持たないと書きました。しかしそれはJEITAという指標が悪質なだけでVAIOが悪いのではなく、他との比較なら優秀です。新幹線で東京から金沢までフル運用させることが可能です。逆に8時間以上持つとしたらそれは重量の無駄が発生するということ。

また「5Vアシスト」という神機能があって稼働時間を補うことも可能です。634にも同様な機能があるようですが、それはVAIOのように5時間程度動作できて初めて美味しいです。634は1.5時間程度しか持たないのであれば起動中に補っても僅かの足しにしかならないですし、そのわずかのために充電を行っても根本的な事態の解消にはならない。VAIOの容量なら利用開始時に想定してアシストさせたり、満充電まで一晩かけられるため、多大な意味を帯びてくる。

参考:【笠原一輝のユビキタス情報局】インサイドVAIO Z、曲がるカーボンやTDP 64Wの高性能の秘密に迫る – PC Watch (impress.co.jp)

アダプタ

type-cなのがポイントで専用のアダプタを持ち歩く必要がない。またPD65W対応のもので100g台の軽いものが他社にある。しかし純正品は熱を考慮した結果このサイズで収まっており家庭常用と考えれば無駄にならない。またVAIO Z以外に利用されるケースも想定し、20V・3.25A以外にも15V・3A、9V・3A、5V・3Aなどさまざまな出力電圧に対応させているとのこと。

無限パームレスト

VAIOの特徴ですね。モバイルも突き詰めると、ノートパソコンという形を一度放棄して、より美しく軽いモバイルディスプレイ、より手になじむモバイルキーボード、モバイル用マウス、軽くて容量の大きなモバイルバッテリー、又は充電器、そしてマザーボード。(マザーボードはすでにスマホ並みに小さくなっています。)

近年のノートパソコン内はバッテリーがボトルネックで筐体内の半分を占めている。そのためその日に応じて、構成を自由にコンポーネントのように選択すればよいかと思われます。実際634等もキーボードには定評があり、キーボードだけの商品を世界にだそう等、クラウドファンディングもやっています。

しかしそれをするとどうなるか?一見、個々人それぞれの最高に満足できる構成になりえるかもしれない。しかし実際に鞄から取り出してパワポなどの資料を作り始めるまでのリードタイムがかかりすぎてしまいます。また、鞄にしまう際にもケーブルの抜き差しは省略したとして、ぐちゃぐちゃと傷を気にしながらまたは一つ一つ丁寧に袋にしまう必要がでてくるでしょう。

一方VAIOZは「手をキーボードに載せた時には利用できる状況になっている」がコンセプトです。しかも無限パームレフトでキーボードまで立ち上がっています。MOFTのスタンド付きケース等でイチイチ持ち上げるような想定の次元で設計などもとよりしていないのです。

立体成型の難しさも克服し、更には剛性を追求した結果、浮いて見えるように設計されている。細かな角の丸みにまで全て意味があるのだそう。また職人さんが手作業で1つひとつやっている箇所もある。だからこそシリアルナンバーにも重みがある。これは工芸品です。他社は遅れる所か挑戦すらしない。

CPU

11375HというTDP35W(Hライン)の主にゲーミングノート向けの特別なCPUが搭載されています。これも当初はブルーオーシャン戦略に逃げただけだろと思っていましたが違います。設計当初はTDP15W(Uライン)で想定していたらしい。開発中に新しいHラインの発表がされて好戦的に挑んで載せたとのこと。Hライン採用はVAIOが独自でキワドイことをしてるのではなく、社長の発表の動画を見ているといちおうはINTELとも共同になって公認頂いてるようでもある。過去から採用はしており実績も充分です。

性能面も室長がデスクトップ機で3年前に奮発して買ったi7-7700kをOCで4.5Gまで引き上げたものよりもCinebenchの結果が高いです。虎徹Ⅱなんて物々しいファンまで付けています。これは自宅で束縛されていた作業を喫茶店等に持ち出せることを意味します。そのうえ速い。

634やnanoではR23では4700程度(Vaio:6600)なので荷が重いというか画面まで小さいですしそのような芸当は無理ですね。あくまで出先環境というイメージから抜け出せない。またryzenの搭載されたモデル等にはHP(ヒューレットパッカード)や先日発表のあったYoga Slim 7等があってcinebench上でのベンチマークは引けは取りますが、シングルスレッドではINTELが断トツです。

大抵の場合、出先環境で欲しいのはシングルスレッド性能です。人財と同じで量より質です。マルチコア対応のアプリ開発はそもそも難しい。大型のソフトウェアくらいですがそれはなにでしょうか?更にクリエーター向けベンチではむしろryzenより速いのです。障害対応や電話応対、プレゼン中等いち早く開いて欲しい。そんな心境の時にryzenのコア数が100あろうが1000あろうが単体で雑魚である以上クソの役にも立たないということです。

そもそもCPUが使いきれることはもはやほとんどありません。では優秀な8スレッドと烏合の衆16スレッドの差で現れる場面はどこか?夜間バッチのような処理くらいでしょう。そういうのはむしろ低スペックなデスクトップやサーバー機に処理を移譲してリソースを開放することを速やかに検討すべきことです。これも人財の扱いと一緒です。

TDP35WのCPUから更にTruePerfomanceの64Wまでつぎ込める確保がなされて開発されたVAIOとどちらが魅力的でしょうか。私は、古くても特殊なほうが好きです。ニキシー管や真空管アンプ、ロータリーエンジンに2ストエンジンなどね。それでも最新のryzenが欲しいって人がいるかもなので記事の最後に書きます

CPUファン

ハイパフォーマンスモードでは確かに気になる程煩いです。ですがハイパフォーマンスを使う状況の時はいつでしょうか。定常的にCPUが回り続ける場面はエンコード、エクセルのパワークエリでBIをするような場面くらいではないでしょうか。それは喫茶店や、音が気になる人前のような所ではそもそも発生しませんし、標準モードなら音は全く気になりません。

標準だと自慢の5GHzのCPUぶん回せないってことはないです。時間でのリミットが長いか短いかの差ですので、大抵の処理はリミットが来る前に終了します。そのため静音モードでも鬼の5GHzはまったく無駄にはなりません。またVAIOのツインファンも拘りがあって、静かさ優先モードではほぼ無音です。過去から培われている技術「アシンメトリーブレードデュアルファン」を今回も載せてきていますでしょうか。

またキーストロークを0.3mm増やすために、空冷ファンを当初予定していていたものより薄型のものにしたらしいです。パワーを犠牲にしているようですが私は人とのインターフェースが優先されるべきことを理解しているとして評価したい。

放熱

吸排気が底面にはないため膝の上で使っても火傷の心配など全くありません。パフォーマンスモードにするとうるさいが、静音モードでもモバイルCPU向けのもの(Uライン)よりは段違いに速いため問題ない。

GPU

室長はGTX1650を持っていますがThnderbolt4経由で接続が可能らしいですので、デスクトップ機を完全にサブ機化することが可能です。それでなくてもXeは1650の半分くらいですのでXeでも充分です。喫茶店でドヤ顔でゲームはないですしね。半面YOGA slim 7 carbon等では非搭載ですから不可能です。仮にオンボのMXがあってもすぐについていけなくなるでしょうね。

見せてもらおうか。i7 7700Kの性能とやらを | みなとみらい自由開発研究室 (b4u.yokohama)

参考:VAIO S11/S13・VAIO Pro PF/PG開発ストーリー Vol.6 | 特集 | VAIO

参考:VAIO TruePerformance | VAIO株式会社

参考:VAIO SX14・VAIO SX12(2020年モデル)開発ストーリー Vol.1 | 特集 | VAIO

参考:VAIO Z 開発ストーリー Vol.02 | 特集 | VAIO

参考:VAIO Z / VAIO Pro Z開発ストーリー Vol.3:開発者が語る「パフォーマンス」 | 特集 | VAIO

SSD

「第四世代 SSD」が乗っていて私のデスクトップ機より速いです。出先では待たされている間に他になにかして過ごすという手段を得難いため、CPU同様に速いほどいいですね。x1nanoも634でもread2500MB/s程度、一方VAIOZは7000MB/sですね。近年の処理速度のボトルネックはストレージに対して発生し易いので、3倍弱速いと比較にならないですね。

室長は買うときは後から付け替えれるのなら、安くなってから付け替えようかなって作戦で小さいのにしましたが、VAIOZの精密さやその価値を考えると最初から大きいのをつけても全然よかったですね。

省エネモードでWordPress開きながら適当に今測定した結果です。

みせてもらおうか、サムスンのNVMeの性能とやらを | みなとみらい自由開発研究室 (b4u.yokohama)

今はデスクトップ機のNVMeをRAID0にしていますが、それより倍近く速い。狂ってる。RARで圧縮された2.5Gbyte展開後5Gbyte(圧縮率50%)のファイルが10秒程度で展開が完了します。ヤバいでしょ?

メモリ

DDR4の32G搭載です。デスクトップ機はDDR3の48Gにして使っていますが、メモリも速いのを積んでボトルネックがどこにあるかわからないところがいいですね。634でも32Gが搭載可能ですが、それは14インチのディスプレイを載せた前提で真価が発揮されます。Yoga 7 Slim carbonは全部入りのようで16Gと。すぐにwindows 11がくるのにね。はいゴミ決定。

ディスプレイ

おそらくVAIOZのサイズを決めてるのがA4サイズの企画から来ています。A4サイズの限界点が14インチですので正解です。A4のなにがよいかといえばカバン等はA4を前提に作られているため書類と一緒に収まるということです。一方、x1nanoや634等の13インチはフルサイズキーボードの幅からきていると思います。意味のない規格感のサイズなため専用のカバン選びも一苦労することでしょう。A4が入らない鞄を避ければ別途A4の鞄が必要になり、A4の鞄を選択したのなら、普段から無駄な空間を余らせてしまうことになる。

たった1インチの圧倒的な差

もっとも重要なのはマシン性能ではなく、そのマシンと人との接点です。このインターフェースとも言われる帯域を最大化することが重要です。マシンスペックはその次です。例にこの前まではYOGA 3 Proの13.3型を使っていましたが、やはり画面に狭さを感じることが非常に多くありました。解像度が異様に高い機種ではありましたが、まったくカバーできないものです。例にスマホがいくら高解像度でも集中しての作業をする気にならならないでしょう。1インチの違いで段違いに作業が楽になりました。画面がせまいから家でやろうという気には全くならずに済みます。

仮想デスクトップでは代替にはならない

ときどき「仮想デスクトップがあるから~」という意見も見かけますが、その考えでは駄目です。答えはモニタリングです。進捗を監視しながら作業を行わないといけないケース、動画を参照しながら作業を進めるケース。こういうのは仮想デスクトップでは騙せませんよ。ではディスプレイが多ければよいのか?これもダメ。

視界内での領域がどれだけ確保できるかが問題です。ならば大きなモニタはどうか?これもダメ。視線と高さの関係で疲れるのもありますし、視線移動も生じます。視線内の1インチの差には絶大な価値の差があるのです。車で言うところの「バネ下重量」のようなものですよ。

ビジネスにもカジュアルにも使えるワンショルダーの鞄買いました | みなとみらい自由開発研究室 (b4u.yokohama)

14インチは唯一の正解である

先ほど14インチというサイズはA4から来ていますとお伝えしました。これはA4サイズにおける限界点であり、成果物は物理世界のグローバルスタンダードであるA4規格が下支えをしております。ペーパーレス化がいくら進もうが、結果的な成果物もパワポなど印刷後の書類に集約されまとめられることは揺らぎません。

そしてこの14インチをフルに使うということは、パワポ等でも印刷後のサイズ感がダイレクトに把握しながら執筆できるということです。13インチでは不可能です。都度印刷し確認するか、倍率と文字サイズを予め調べて作成していくという愚策になりますが、それでもA4のサイズ感を画面内で表現しようとした場合は収められないのです。

試験

MIL規格は当たり前として、追加にてVAIO社独自の全機種共通品質試験も上乗せ。海外ではなく加圧振動試験等日本での利用環境を意識したものになっていることに強みがある。さらにVAIO Z用の個別試験(モバイルノート向け特別品質試験)があると。つまり三階建ての認証を通過させている。

落下試験一つとっても、他社は「75cmの高さ」から「木の板」の上に落としているのに対し、VAIOでは「90cmの高さ」から「鉄板」の上に落としています。一方VAIO Zにおいては「127cmの高さ」から落としています。この127はどこからきたのか?人の脇の位置を想定していて実生活で発生する所から出したものです。つまり634等の75cmでは全く足りませんし、結局そこを目指して軽量化されて壊されてはまったく意味がない。

MIL規格:

落下衝撃テスト、高温高湿環境下の動作テスト、高温高湿環境下の保管テスト、 繰り返し温度衝撃テスト、低圧環境下での動作・保管テスト、輸送振動テスト

全機種共通品質試験:

埃試験、輻射試験、振動試験、静電気試験、開閉試験、摩耗試験、液晶加圧試験、コネクタ強度試験、環境試験、静音試験、いじわる試験

VAIOZ用の個別試験(モバイルノート向け特別品質試験):

液晶限界開きひねり試験、ペン挟み試験、キーボード水かけ試験、加圧振動試験、角衝撃試験、本体ひねり試験、液晶ハウジング加圧試験

性能ももちろん大切ですが、なによりも大切なのは使用者における製品への熟練度です。環境構築の手間暇を考えると、お金の問題ではなくそう簡単に新製品に乗り換えることができなくなります。そこで5年に一度くらいのフェーズでしかフルモデルチェンジされない上記の試験をパスしたVAIO Zの選択はベストプラクティスになるのではないでしょうか。

ヒューレットパッカード等のスペックそこそこの安物には到底到達できない試験項目数です。わりとどこの会社でもやっている項目はあるのですが、これも「トレードオフ」の中、すべての試験を通るように設計するのは乗算のように難しいと思われます。

それだけではありません。底面ゴムのことまで考えて、「こする試験」などもあるようです。3kgの鉄アレイを載せて、2500回動かし、剥がれ、溶け、変形等がないかを見ているようです。私のLenovoは速攻でむしれました。日本らしい「梱包落下試験」、更には見て見ぬふりがなされそうな「ポートの抜き差し試験」まで行うような企業です。

VAIO執行役員PC事業本部長のオトシ文句「あなたの相棒になるためには、あなたに気を遣わせる存在であってはいけない」(キリッ)

参考:VAIO S11/S13・VAIO Pro PF/PG開発ストーリー Vol.4 | 特集 | VAIO

参考:全機種共通品質試験 | クオリティ | VAIO

参考:VAIO Z / VAIO Pro Zの品質試験 | クオリティ | VAIO

参考:VAIOが品質管理に取り入れた独自の基準とは? | VAIO

キーボード

フルピッチ19mmは当たり前でもよいとして、ストロークが1.5mm確保されています。これも634と比べて差はないかもしれません。言われないと気づかないが、キーの中央は0.3mm窪ませてある(ディッシュと呼ぶ)。また指紋対策にフッ素含有UV硬化塗装がされている。

また「打鍵加重を日本人の好みに合わせ、可動のブレを極限までなくすことで、人間にとって耳障りな2kHz以上の音域を低減。」等の取り組みなどはスペック表には表れてこない部分。むしろ私はVAIOに手垢を付けては毎日、拭き取ることに喜びを感じていますよ(洗車のようなもの)。

タッチパッド

物理的に離されたクリックボタンなのも嬉しいが、「パームリジェクション」というタイピング中、手のひらがタッチパッドに触ってしまった時にこれを無効化する機能が先代にはある。恐らく最新のZにも搭載されていると思われる。実際VAIOZにおいてピョンピョンポインタが跳ねていくような事は経験していない。

またテレビ会議等で気になるであろうクリック音等へも配慮されている。logicoolの最高級品であるanywhere 3というハイエンドマウスさえクリック音が煩いとされているためスペック表に記載がなされない、こんな些細な点さえ侮れない。

2ボタン式はデザイン面ではマイナス評価があるものの、これは法人取引からの「誤操作しやすい」とフィードバックを真摯に受けた結果である。

参考:VAIO Z / VAIO Pro Z開発ストーリー Vol.6:開発者が語る「キーボード&タッチパッド」 | 特集 | VAIO

参考:持つ喜び、使う「快適さ」を極める 目指したのは日本を代表する匠の逸品|VAIO × Media | 日経ビジネスオンライン AD 2016年6月28日~7月27日

参考:VAIO S11/S13・VAIO Pro PF/PG開発ストーリー Vol.3 | 特集 | VAIO

参考:ワークスタイルに“快”をもたらす「VAIO Pro」という選択 | VAIO

ポート

もし家で使うなら何本も抜き差ししなくて済むようにドッキングステーションのようなもので、ケーブル一本に収めないと行けません。そう考えるとtype-C二つで充分です。HDMIを利用する状況ならそもそも、変換端子などはその場においておけばよいか、調達しやすい状況にあります。また厳選した中でもサンダーボルトに対応しており(重要)、GPUを接続可能とする転送速度を得られるため他は不要であり正解です。

また2つのType-Cは厳選されただけあり、両方どちらにさしても充電が可能でコンセントに近いほうから確保が可能です。電源端子も排除してくれて嬉しいです。クリエイティブな思考を持とうとすると、目先にある無駄ってすごく気になりますからね。

両対応のためにはPDコントローラーという半導体チップが必要で、これが左右それぞれの端子に用意されているとのこと。また、両方から電源が入力された場合は、自動でより電力供給能力の大きなほうを使うようになっている。

お気に入りのカフェでの一枚。ここでポートが左からの給電にしか対応していなかったらすごく嫌ですよね。

デザイン的にもTYPE-Cの位置が左右均衡になるように頑張ったとのことです。見えない努力でしたね、素晴らしい。Yoga Slim 7 carbon等は端子が豊富になっています。しかし削減すればあと50gは軽くできたでしょ。そしてこれは毎日使えなければそれだけロスが生じたということを意味します。サンダーボルトに対応できないなら最後までメイン機と置き換わることはできない。

HDMIはUSB Type-Cから変換にて取り出せる。「しかし大切な商談の際に、『アダプターを忘れました』では許されない。」から要所として残したのだと思われる。要所を抑えててよい。

私はむしろ使わないですし、セロテープで保護してある。

サウンド

割と大きめのスピーカーを搭載できたらしく(2ccから4ccにサイズアップ)、音量MAXにすると煩いくらいになります。だからといって音割れ等は発生せず、部屋の隅まで届けることが可能です。音響はDolbyAudioがついています。効果もLenovoにあったWaves MaxxAudioと比べて好みはMaxxAuidoですが、効果はDolbyは控え目なので慣れるとあまり疲れることはなくいいですね。真にいい音とは何なのかが解らなくなりますからね。

参考:VAIO Z / VAIO Pro Z開発ストーリー Vol.7:開発者が語る「Web会議&ユーザビリティ」 | 特集 | VAIO

ステレオジャック

とても嬉しかったのがステレオジャックです。10年以上も昔に当時奮発して買ったUltimate Earsの10 PROを持っていたので繋いだらノイズなど全く聞こえず無音でした。びっくりです。lenovoやらはおまけ的についていて、タッチバッドを操作しただけで、なにかしらノイズ音が聞こえてくるものです。販促記事等ではまったく紹介等ないのですが、クリエイター様等への対応も想定していてのことなのでしょうか。高密度設計でノイズを徹底的に潰した副産物なのかはわかりませんがとにかく素晴らしい。

初めて10PROを買った時の音の粒の存在を補足できた時のような感動がまた蘇ってくるようでした。プロアマ限らず人によってはこれだけでVAIOを買うには充分な理由になるのではないかと思います。USB-DACとやらは要らないですよ。

高級なComplyでなくてもセリアにもありますw。

細かな点

物理プライバシーシャッターがついています。物理なのがポイントで、すごく安心ですね。またシールでも同様なことは可能ですが、設計時点で組み込みで備わっているのは美しいですね。

人感センサーは「赤外線」ではなく、照明や環境温度の影響を受けない「レーザー」式です。「離席オートロック」が可能で離席後は最短で11秒でロックすることが可能です。

ステレオアレイマイクを搭載しているとのこで、左右のマイクに音が入って来る時間差を使って音の位置を判別し、周辺ノイズの低減をしている。

全消音ショートカットがFn+Tabで可能です。会議でもサクッと使えてOSよりも一段下のレイヤーで動作するので安心です。小さくオレンジ色にTabキーが点灯します。小憎らしい演出でいいですね。

電源ボタンがバッテリーが10%以下になると緑に可愛らしく点滅する。綺麗な光り方やボタン押下時の感触テストも吟味されている。

片手で開ける天板。ヒンジも新開発されており片手で開けます。1kgの軽いボディーでフニャフニャにすることなく、こういう機構を組むのは難しいはずです。そんなに片手だけで開ける利用機会はないのですが、両手で開けるときにもこういう配慮は負荷を結構解消してくれているのではないでしょうか。

ボディの形はなんだか無駄に角ばっているようでかっこいいですね。しかしこれは指がかりをよくするための形状です。実際持ち上げるときも片手でサクッと持ちあげられる機能美における計算づくのデザインとのこと。素晴らしい。

オートログイン/指紋認証が備わっております。「キーボードに手を載せる時には既に作業できる状況になっていること」をコンセプトにしており、これもパスワードを忘れるくらい快適です。

VAIOという会社

「長野県安曇野市にあるVAIO本社に設計からサポートまで、全チームを集約。製造をVAIO本社で行う、Made in Japan」
まず各都道府県と接続の多い長野という立地と、まるでマザーボードのように集積された組織の設計が素晴らしいですね。品管と実装部隊は同じフロアにいて連携する。カスタマー部は二階など。

参考:VAIOブランドを支える安曇野FINISHの秘密に迫る | VAIO

半面人材の確保には苦労しそうですけど。この長野が効いてるなと思う点はやはり立体成型フルカーボンボディの協力会社との連携のしやすさでしょうか。途方もない数の協力会社さんを抱えています。これはもう「日本」ですよ。日本そのもの。

そこで安曇野のコンセプトは「創る人と、造る人と、サポートする人と。そこから生まれる大胆かつ繊細で有機的な掛け算が、付加価値につながると信じて」です。確信犯でした。日本に残された技術屋さん達の最後の成果物であるかもしれない。コロナ抜きでもう5年後にも同じ真似ができるとは思えません。実態経済と剥離して好調なのは一部の企業の株価だけだったりね。

電通、パソナ、パーソルを始めとした税金を元にした省庁案件からの中抜き、多重派遣、偽装請負。SESやアウトソーシング以外何もできなくなってしまった今の日本。案件転売、人身転売等で腐りきっています。三菱電機まで不祥事が隠しきれなくなっています。IT業界だけではありません。長野のレタスを作る外国人実習生とかね。日本にもまだごく一部、世界に出せる会社が残っていたのは希望の光です。また幸いなことに実力で選定が可能です。まさに最後の日本の宝ですよ。

ブランディング

もちろん値段が高いということではないです。むしろ安いくらい。「美しくないものはVAIOにはなれない」をコンセプトに持っている。スキマゲージを使い、ひとつひとつ人手でキーボードを叩いて感覚レベルでの保証までしている。製造には筐体単位で専用の治具の設計開発から行っている。ここまでやって世に出されてくる商品なのに性能という消費期限を抱えていることが酷く悲しいですね。例えば家電等にも挑戦頂ければバルミューダーなどゴボウ抜きできるのではないでしょうか。

安曇野FINISHを始めた、いや可能とできるようになったのはVAIO株式会社になってからなのだそうですよ。富士通、東芝、NECとは違います。

参考:安曇野FINISH | クオリティ | VAIO

x1nanoや634を比較対象に上げましたが結論として立体成型フルカーボンという技術的ブレイクスルーがあったため、その恩恵をフルに活かしたあとに、軽量化だけで留まらず、そこからあらゆる最適化が施された比較対象にならない別格のものです。過去の取り組みを見ればわかるのですが半端ない試行錯誤を重ね、細部まで気をつかっている。過去の「スタビライザーフラップ」等の独自の取り組みなどね。「5Vアシスト充電」もここからきている。

参考:VAIO A12・Pro PA開発ストーリー Vol.1 | 特集 | VAIO

参考:VAIO A12・Pro PA開発ストーリー Vol.2 | 特集 | VAIO

参考:VAIO A12・Pro PA開発ストーリー Vol.3 | 特集 | VAIO

私はもともとは設計士の偉い人なんかより安曇野Finishの紹介を見て今時の日本で、地味にコツコツ汗水流して働いている方を少しでも応援したいと思って選びました。しかし設計士さんも全く恥じる必要ないくらいやっています。

参考:VAIO Pro 開発ストーリー Vol.02 | 特集 | VAIO

参考:VAIO Z 開発ストーリー Vol.01 | 特集 | VAIO

参考:VAIO Z 開発ストーリー Vol.02 | 特集 | VAIO

安物はともかく他社のハイエンドにもこれができているとはとうてい思えない。これが世界に幻想まで想わせた真に「日本製」という事だよね。

VAIO株式会社はようやっとる

cpuのところでも書きましたが、rayzen搭載のマシンが他社からでてきています。「TDP15W等で放熱が楽です、なのでファンが小型化できます、有機ELです、グラボも載せる余裕できちゃいました。端子豊富です、はやりのカーボンです、バッテリーも大きいの載せられました」と。ですが所詮後出しじゃんけんにしかすぎません。またそんなコスパや、努力もなにもない「今だけ」のカタログスペックだけの商品になんの魅力があるのでしょうか。easy come easy goです。

その後半年したらまた他の2流メーカーが真似して少しだけ性能あげてきてお終いです。全部載せてきたようでいてThunderBoltを切り捨てたり4Kでなかったり、メモリを32G詰めるべき所で詰めていないなど、その割に根本的な設計概念がしっかりしていません。要するに「何がしたいのかわからない」という事です。

参考:2kg強と軽量で、デスクトップに近い作業領域を持つ15.6型「VAIO Pro PH」 | VAIO

しかし今、同じ時期にVAIO株式会社にて設計を頂いたならば間違いなくそれより良いものを作ってくださるに違いがありません。カタログにない細部はいつまでも真似できませんよ。ちなみに私のYoga3PROはマザーのコンデンサ部分の故障でお亡くなりになりました。

引用:VAIO Z / VAIO Pro Z開発ストーリー Vol.2:開発者が語る「製造工程」 | 特集 | VAIO

それに歴代のVAIO Z CANVASとかいう神機みたいのは今となっても魅力的ですよ。もう6年も前のものなようですが、プロクリエイターでの使用を前提に開発されており、王者AppleをMicrosoftが全力でツブシにかかったSurface。そのハイエンド機Surface PROを軽く一蹴する性能となっています。スペック的にもまだ現役なのではないでしょうか。VAIOはSXもそうですがマザボの構成がイチイチ格好いいんですよね。(細部に神宿ってそうw)。ちなみにYOGA3PROのタブレットモードは全く使い物になりませんでした。

参考:プロデューサー 石井朋彦 | 開発機レビュー | VAIO Z Canvas | VAIO

またこの記事をみてください

参考:日本マイクロソフト株式会社溝口宗太郎様の場合 | VAIO Z 使用事例レポート|VAIO

「今後、Zに求めたい点を教えて下さい。」surfaceもあるMSさんのレポートですが、ここを全て乗り越えてきてくれたのですね。地味に好感がもてますよね。Yogaは1100gと。何度でもいいますが重さにもサイズにもとらわれずに済むならなんだってできますよ、そんなもの。このリンクの方は許してくれますかね~?(笑)。

VAIOが高い?

ノートパソコンは車や服のミエと違い、他者との差別化が最もしがいのある、必要ある出費の個所です。そもそも高いのはあなたの時間です。こういう箇所には全資産の5分の3(素直に6割と言わない「るろうに剣心」の名言)をつぎ込んでもいい。いくらでも出すからもっといいものを作ってくれと思う人も多いでしょう。

残念ですが、現代社会は絶対ではなく相対(比較、競争)で成り立ってしまっています。周囲の人よりわずか一歩、いや半歩でも優位であるかどうかだけであらゆる選択肢が増えるものなのです。電車の椅子取りを思い返してください。その差は半歩どころか見ていたか見ていなかったか、さらには気付くか気付かないかだけです。

商品そのものよりも企業を買え

そもそも高いです?これだけ他社にない、他社が逃げてきた研究に開発費を投じているのに安くないですか?最後にはロータリー開発から逃げ出したトヨタとか(笑)。VAIOの販売台数の半分は海外です。(※発表会の動画の後半を参照) それなのに日本をベースに設計、検証もしています。

参考:日本のビジネス市場の要望を取り入れて不満をなくすことがVAIOとしてのものづくり | VAIO

ZはさらにVAIOのフラッグシップモデル(旗艦)であり新技術への研究費もたっぷり。それも5年越しのZ。すでに採用実績のある部品を諦め、追加の動作検証などを行って、より薄い部品を採用するということを多くの部分でやっている。カーボンだって量産化を可能とする開発研究費はもっと高くついていそうで逆に心配です。他のメーカーとも違い、SONYというバックボーンがなくてもそういう挑戦をしてくれた企業です。

他社は後追いで研究の成果をリバースエンジニアリングでネコババするだけだ。それも技術的背景も理解せずにね。もしここまで読んでこられたのなら、恐らくもう心は決まっているのではないでしょうか。わたしVAIOさんから一円も貰ってないですし、このHPにVAIOのアフィーなんて一切入れてないですよ(本当は前にA8で探したけど見つけられなかったw)。

ここまで書けたのは、2度のクレームに対し、2度の交換をして頂き、全力で出した全てクレームの要望に最後まで誠実に応じてくれたからです。対応は早いとも言えませんでしたけど(VAIOZの発表日、即購入組で重なったからかもですね)、交換手配は日本製だからか1週間もかからないくらい早いんですよ。だから私も筋を通そうと思ってこの記事を書くことにしました。

参考:VAIO S11/S13・VAIO Pro PF/PG開発ストーリー Vol.1 | 特集 | VAIO

mac3台とVAIO1台なら

重ねて申し上げますが、貴方が充分に管理を行き渡らせることができる、また大切な時間を割いて管理してもよいのは一台のみです。それ以上は二重管理になりますからオーバーヘッドということになります。つまり1台しか自分の傍に置いておくことは許されないということです。でしたら吟味しないといけません。

それでもパートナーは使い捨ての方が楽でよいでしょうか?ですがもしパートナーを交代させるなら、また一から相手を理解するだけでは済まず、相手にも自分を覚えなおして頂かないとなりませんね。答えはでましたよね。

注文してから届くまで、これまでも紹介させて頂いてきたVAIOマガジンを全て、Zに拘らず読んでおくといいですよ。納品までも短いですし、恐らく全て読み切れないでしょう。VAIOはたった250名程度の会社でここまでやっています。札束をただ投げつけて価値も理解せず使うのにはあまりにも失礼な企業成果の賜物、いえ、失われつつある日本最後の伝統工芸品なのでした。届いたら手にとって言ってやりましょう。「俺がっ!俺たちがっ!VAIOだっ!」 (`・ω・´)

発表会にはまず社長が顔を出しています。そして執行役員総責任者、執行役員副本部長、デザイナー、技術責任者、ついにはINTEL ゼネラルマネージャーと。致命的な欠陥があれば「新しい人連れてきます」で済ませられるような役職の方々ではありません。力のかかり方半端ないでしょ。

購入の際には「新規会員でのクーポン」と「楽天リーベイツ」を経由するのをお忘れなく。

この記事もVAIOと共に胸を熱くしながら書きました。Author ゆうろ

 

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みなとみらい自由開発研究室

ゆうろ

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はじめまして!室長のゆうろです! フリーランスのエンジニアとして活動しています。 サイトではシンプルライフ、地元情報、書評、パソコン、愛用品、ライフハック、ノウハウ等を掲載しようと思います。 お仕事も募集しています! eurobeat@b4u.yokohama ココナラにも参加しています! よろしくね! [詳細]



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