2023/01/06
みなさんこんにちは、室長のゆうろです。今回は身近なライフハックのテーマの一つとして、「ヘヤカツ」をご紹介させて頂きます。最高の部屋をタイトルに添えさせて頂きましたが、広い部屋に無理に住むとか高級なものを揃えることではありません。どなたでもその場から実行が可能なものです。この機会に最高の部屋の作り方を検討してみてはいかがでしょうか。
ヘヤカツを提唱してる代表の方は「もしドラ」の著者です。古い本ながらかなりの良書ですので紹介します。ライフハックには細かなものが沢山ありますが、誰にでも当てはまり生活というテーマの中でもっとも効果が高く、いつまでも普遍的なものと言えるでしょう。
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目次
人生の改善を望むなら部屋を改善する
生活環境の中でも大きなウェイトを占めるのは部屋の環境です。ここにまずメスを入れましょう。またすでに断捨離、シンプルライフなどが流行り、これらについては既に実践されている方もいらっしゃるかと思います。ヘヤカツでもう一歩進んだ視点で間取りを考えましょう。断捨離、シンプルライフともすごく相性も良い技術です。今よりもよりよい人生を迎えるために部屋を変えましょう。
以下の状態の人に当てはまる方も多いでしょう。
・部屋の掃除が3日以上されていない
・シーツの交換が一週間以上されていない
上記がなされていない方にとっては大変に思われるかもしれませんが、これは自然と生じる結果です。ですがヘヤカツを実践することで自然と努力なしで改善を行うことができます。環境は人の行動を支配するのです。環境を整えるほど努力は必要なくなるのです。
散らかった部屋に暮らすと「運気が下がる」は迷信ではない
ヘヤカツのない場合のフロー
部屋が片付かない
→何日もシーツが交換されない
→体力が回復されない
→体調、気分がすぐれない
→ミスが発生、対人トラブル
つまりエネルギーが浪費されるが回復もされない。これはサイドブレーキをかけたまま走る人生と言えます。部屋環境と人生は密接に繋がっているのです。散らかった部屋に暮らすと「運気が下がる」ような迷信めいたものに捉えがちですが、もはや行動原理的に確信として扱ってよいでしょう。サイドブレーキもリミッターも解除し、ブーストを発動させてやりましょう。
ヘヤカツとは
「流れのよい部屋」を作ることです。これからご紹介する3つの流れがありますが、とくに掃除の流れを最も重要視します。それには掃除の負荷を下げること。それにより上記のフローは正反対に改善されるのです。
そして居心地のよい部屋を作ることで自由な発想があふれることでしょう。これからはAIとロボットを始めとした自動化が進みますが、クリエイティブな領域での対応はまだ残るため、最適な環境を得るという意味でも現代とはマッチします。維持コストも軽いためやらない手はありません。
3つの流れ
・掃除の流れ
・洗濯の流れ
・食器洗いの流れ
それぞれが衣食住に対応しています。
洗濯のサイクル<衣>
着る→洗う→乾かす→しまう→着る
鈍化すると・・・シーツや枕カバーが洗濯されないと、疲労回復に影響がでる。よい服、最適な服がきれなくなる
食器のサイクル<食>
使う→洗う→乾かす→しまう→使う
鈍化すると・・・外食での出費、インスタントの増加につながる。
掃除のサイクル<住>
ホコリ、ゴミがたまる→部屋が汚くなる→ゴミや汚れが気にならなくなる→掃除頻度が下がる→ホコリ、ゴミがたまる
鈍化すると・・・埃っぽい部屋からの体調不良、創造的な思考力の低下
断捨離を行い動線を通すこと
この3つの流れに共通するのは動線であり、改善するには動線を通すということです。この動線は体に例えるなら血管に相当します。この動線を改めない限りは生活習慣病の根本原因になります。対処療法でなく根治療法となります。道を通すことで流れるのです。最高のインフラを整備しましょう。
このためには配置から0ベースで設計しましょう。それにはおなじみの断捨離が有効です。このため「ミニマリスト」はそもそも何もないため対象外です。ただミニマリストほどにもなると快適さも同時に損なうためバランスのよい「シンプルライフ」な方が多数のはずです。
部屋に必須なもの
・ベッド
・机
他はすべてオプションです。ベッドと机を確保したら他のテレビなどは断捨離できないか検討しましょう。また部屋が広ければよいというものではないです。モノを減らすほど、掃除に対するコストが減らせます。考えようによっては部屋は狭くとも、快適さを維持した上で凝縮されることになるため狭い部屋のほうが有利とも言えます。物よりも空間のほうが価値が高いのです。
動線の中では「掃除の流れ」の動線が最重要となります。他の動線は短いため、自然と確保できることが多いでしょう。よって見た目ばかりのモデルルームは誤りなのです。
掃除の流れのよい部屋の作り方
具体的には掃除機の通しやすい部屋となります。掃除機を中心とした部屋の構成となります。
・部屋の中心にあるコンセントに掃除機分を常時、確保します。繋ぎっぱなしでよいです。
・部屋の中心に掃除機を配置します。隠してもよいですが可能な限り取り出しやすくしてください。
・掃除機の本体が通りやすい「大きな道」を確保する(80cm)
・大きな道から隅々までヘッドだけは通せるような「小さな道」を確保する。(20~30cm)
ベッドの長辺は壁につけないようにがんばってください。
洗濯の流れのよい部屋の作り方
洗濯物のカゴ、洗濯機、ベランダ、クローゼットの道を確保することで負荷を削減すること。3日に1回程度の洗濯は難なくこなせる程度にすることです。
食器洗いの流れのよい部屋の作り方
テーブル、シンク、食器棚の動線の確保になります。シンクの周りには物を置かないこと。テーブルで食べ終わった食器はすぐにシンクに運び、その場で洗うこと。テーブルの上には何もない状態を維持すること。
掃除で重要なのは質よりも頻度
重曹が云々のテクニックよりも頻度が重要です。どこまでストレスなく習慣化に貢献できるかが大切です。まとめてでは、汚いものがあることが平気になります。綺麗な状態を維持することが大切です。それはいかに頻度を高められるかにかかっています。だから掃除機が中心であり、動線の確保に対価を払うのです。
習慣化することでちょっとした汚れも目につくようになります。この掃除がしたくなる気分は努力や決意の結果ではないことに注目してください。環境により行動が決まるのです。またこの「澄んだ目」を持つことはクリエイティブな思考にも繋がります。
また、まとまった時間にまとめて完璧に掃除をこなすよりも、思い立った時点、気づいたときに「その場ですぐに」行いましょう。絶対に掃除を溜めないようにしましょう。5分のクイックルワイパーで清潔なベッドで寝るか、埃っぽい部屋で眠ることになるかを分けるのです。常に心理的ハードルを下げるようにしましょう。
おすすめの掃除用具
布巾
綺麗な布巾をつかいましょう。使い古しの再利用はテンションをさげてしまいます。人に見られてもよいものだと気分がいいです。また紙の使い捨てのものが登場しておりすごくおすすめです。ハンカチ以上に使いやすく洗濯にも耐えるくらい耐久性もあります。また単価も安いです。
クイックルワイパー
雑巾がけが好みの方はいりません。室長はワイパーを使って楽をしています。シート代にも若干コストがかかります。ググると様々なコピー商品のレビューがありますが、特許も保有しているのでシートも本体も純正品がいいと思います。
フローリングは掃除機だけですとやはり対応できず、水拭きが必要です。ワイバーと一緒に霧吹きも併用するとすごく扱いやすいですよ。
掃除機
動線が血管なら掃除機は血液を送り出す心臓のような物ともいえます。元気な心臓にしましょう。ピカピカな掃除機でモチベーションをあげられます。綺麗に磨いて気持ちよく掃除にかかれるようにしましょう。心臓が中心であり、もっとも価値の高い場所を定位置として専有させる必要がありますので、価値に見合ったものにしてあげましょう。
室長はもう古くなってしまいましたが、ダイソンの一番高かったやつを使っています。モーターヘッドはとてもいいですね。
最高の部屋で最高の生活を楽しもう
掃除はお風呂、お手洗いと一緒で垢やフケを取り族くという点で爽快感が得られることです。また達成感、充実感もあります。自分の部屋の状態は自分の心身の健康状態をチェックしていることになります。「居は気を移す」のです。