ガンダムSEED FREEDOMを見終えて

行ってきました。実は即行で行きました。投稿が遅れましたがネタバレ等も気にして書けませんでした。もうすぐ終了するのでまだ見に行かれていない方は行かれてはいかがでしょうか。

感想としてはう～ん少し残念って感じでしょうか。楽しいことは楽しいです。

20年かけての同窓会的な作品になります。が、20年かけて視聴者も成長しています。視聴者レベルに併せてDEEPにしてほしかったです。

具体的にはメッセージ性が皆無です。destiny等でも軍需産業が得するなど、遺伝子研究で世界がこう変わる等大いに先を越した作品になっていました。それから20年今はウクライナとロシア、ロシアマネーがドバイに流れているなどの真っ最中です。情勢と照らし合わせても制作陣のメッセージを込めて欲しかったですね。資産家とベーシックインカムで対立とかですか。遺伝子研究と倫理とか

細部の芸は細かい作りだったのらしいですが、私が見たいのはそこではありません。技術の発展はしているのかもしれませんが、ラクスもカガリ等も変に弄られていました。

そうではなく、作品に込めるメッセージを視聴者と制作人と同じように成長していてほしかったです。正直、旧作のほうが習うべき点が多かったです。社会に対する問題点を指摘するような感じにしてもサイコパス等のほうがよい。

あとは普通に敵が歴戦の勇士に釣り合いがとれないくらい雑魚な感じとか。せめてデュランダルとか生きていたラウルクルーゼとか、ムルタ・アズラエルがもっとエクステンデッドを改良続けていたとか、ロードジブリールをうまく使って時世に併せて演出したりとかできませんでしたか。

ステラ等も子供じみたギャグに利用されてただけのような扱い。

映像としても00と違って色彩統一がされてないような感じですしね。単に高繊細になっただけのような感じです。

挿入歌はTMRのミーティアで異論はないですが、メインはbelieveを14で歌った玉置成実さんでしょう。私自身、何度も心の支えにしてきたのは有坂美香さんのLife goes onです。

正直、売上のためにファンを切り捨てた作品というか、もしくはメッセージ性は排除した無難な作品というか、全年齢対象版みたいな鬼滅ガンダムでした