2023/01/06
コマンドライン型のランチャを使ってる方もいらっしゃるかと思いますが、最近の職場ではセキュリティ上の観点で基本、持ち込みでツールは使えないです。となるとランチャの持ち込みも禁止となりますが、ショートカットをマウスで起動せずに済む良い方法があります。
sponsored link
目次
「ファイル名を指定して実行」を賢く使うのが至高!
この「ファイル名を指定して実行」は「windows+r」キーから一瞬で出すことができます。デフォルトの時点でよく使うのは「notepad」でメモ帳とか「cmd」でコマンドプロンプトとかですね!「control」でコントロールパネルなんてのもあります。「excel」でエクセルもできますよ!
notepad ・・・メモ帳
excel ・・・エクセル
control ・・・コントロールパネル
calc ・・・電卓
cmd ・・・コマンドプロンプト
まだまだあるので、気になったら調べてみてください!
そしてこの「ファイル名を指定して実行」は蓋をあけると「環境変数のPath」を見ています。この「環境変数のPath」に「c:\windows」とかのフォルダが登録してるわけです。ここに自分が使いたいツール類のフォルダを登録してあげればいいわけです。この方法は下記で説明します。ここで一元管理できれば操作的にも集約管理できて素晴らしいですよね!
「ファイル名を指定して実行」はオートコンプリートにも対応
一度入力したものは履歴として残るためサジェスト(入力補完、インテリセンス、オートコンプリート)が効きます。さらにここはプログラムだけではなく、ショートカットファイルに対応するのです。そのためプログラムだけでなく、フォルダのショートカットファイルを作れば、フォルダを開けますし、ファイルだって実行可能ということです!
環境変数?なにそれコワイって方は・・・
環境変数のPathは他のプログラムも「この名前のファイルある?」と探す場所になります。ですのでやたらむやみに大量にファイルを突っ込むのはやめときましょう。ですが適切なショートカット名で自分の頭で管理できるくらい(人間技)でしたらいくらでも入れちゃっていいですよ!
windows汚れない?って違和感のある方もいらっしゃるかと思います。しかしLinuxなどでは自作のコード類を環境変数で扱うことはごく自然なことです。どんどん利用して快適にしてください!
環境変数のPathの登録手順
1.コントロールパネルを開きます。「Windowsキー+R」で「control」と打つのが最速です!!)
2.コンパネからシステムを選択してください
3.左側のシステムの詳細設定をクリック
4.詳細設定タブ、環境変数をクリック
5.上側のほうにあるPathを選択して編集をクリック
6.ここに任意のフォルダを追加してください。
好きな名前で好きな所にどうぞ。(ここでは仮にc:\toolとします。)
7.再起動が必要かもしれません。
(省略可)コマンドプロンプトからpathと入力して確認することができます。
「windows+r」で「cmd」、「path」と入力し実行すると、登録されている環境変数のPathを確認することができます。さっき登録した「C:\tool」があることを確認してください。ちなみに「path」の代わりに「set」と入力すると他の環境変数も含めて全て確認することもできます。
8. 6で指定したフォルダに目的の(フォルダ、ファイル、プログラム等の)ショートカットを格納してください。
ショートカット名を想起しやすい名前に変更ができます!
さっそく試してみよう!
「windows+R」で「ファイル名を指定して実行」を開きます
ここでさっきのフォルダに格納したショートカット名の入力で起動ができるようになりました。
一度起動したあとは以後からサジェストが効きます!
応用としてはini型(レジストリ使わないやつ)のツール郡のフォルダの位置を一箇所に決めておいて、そこにこのショートカット郡のフォルダも含めておけば、まるまるフォルダごとコピーすることで、別パソコンでの環境が引き継げます。とても便利ですよ!
ご通読ありがとうございました!
windows8の時代到来までは最高の技術を誇った良書です。最新の技術は「阿久津良和」さんの記事をチェックしていればよいと思います。